コンチネンタルの4000Sは、購入してから1年以上経過すると劣化するのか、とにかくサイドカットが頻発するようになった。薄いSOYOラテックスには致命傷となるので、それほど走ってないしトレッドの部分は全然生きてるものの廃棄。

タイヤは他にも余ってるが、まずは寿命の短いのから使い切ろうと思い、R-SYSについてきた25Cのイクシオンをボラワンにはめて走っている。

悪くないタイヤだが、なんか粘土みたいな感覚が気持ち悪い。コンチネンタル4000Sの硬さ、ミシュランPRO3 SCの柔らかさ、パナレーサーRACE Lのしなやかさみたいに、各々のタイヤには心地よい部分があると思うのだが、このタイヤには特に魅力は感じない。

そこそこ軽くて、そこそこ柔らかくて、そこそこはめやすい…程度? どの道不器用なのでタイヤレバー必要なんだけど。
そういえば昔こんなエントリーを書いていたらしい。

カーボンホイールは自分に向いてないと乗る前に分かった : メタボリム

要はタイヤレバーですぐにカーボンクリンチャーが傷ついて云々という話だが、実際に、3000kmほど走ったあとのボラワンクリンチャーのリムを改めて見てみると…
3000km走ったあとのボラワン
フックの部分こそタイヤの交換回数が多いこともあって小傷があるかもしれないが、注目すべきはブレーキゾーン。3Kカーボンが全然摩耗しておらず、まるで新品同様の状態を保っているではないか。

こういうのを見ると現世代のカーボンリムの強度ってすげえんだなと思う。前にFFWD持っていたけど、純正シューでも少しブレーキかけただけでカーボンが傷だらけになったり、終いにはボロボロ剥がれてひでえなと思ったものだ。

ただ、物理的に摩擦で静止するものなので無傷という訳にはいかないらしい。左側や後輪はほんと綺麗なんだけど、前輪の右側の一部はよーく見るとブレーキ痕というか擦過傷みたいなものが見える。砂でも挟んだのかな。
3000km走ったあとのボラワン
がまあこれも光を当てて接写すれば見える程度の、レジンのほんの表層部分に痕がついてるだけで全然大した問題じゃないと思う。

むしろ、ここが削れてからが本番だったり? というのも、MAVICのエグザリッドもある程度走ってリム表面を馴染ませないといけないみたいなことを公式も言っていたし、カーボンクリンチャーにも慣らしが必要なのかもしれないからだ。

確かにボラワンの初期はブレーキ音がやや酷くて、少し走るとブレーキゾーンに一瞬ぎょっとするような線がついたりした。

例えばこれは500kmほど走った状態。アルミリムでお馴染みの線状の傷が見えるが…。
購入直後のボラワン
ウエスで拭うと簡単に落ちるので、正体はただのシューの削りカス。
ウエスというかウェットティッシュ
ブレーキシューのカス
少し走っていくと、リムの表面かブレーキシュー側のどっちの変質か知らんが、そのうち汚れは全然つかなくなってくる。
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なお、両方ともシューの減りが如実に鈍化していくのは同じだが、2000km走ってもR-SYSはいまだにブレーキをかけると非常に耳障りである。一方、ボラは普通のアルミリムと遜色ない程度まで静かになる。

で、更にボラが凄いと思うのは、リム面の強度だけでなく、肝心のブレーキ性能がすごくいいところ。

変速系がスラムな以上ブレーキもスラムに合わせたかったのだが、Redのブレーキがあまりにもクソ過ぎたため、eTapに組み替えたあとも引き続きBR-5800を使っている。


よって(レバーは違うものの)BR-5800でアルミリムからR-SYS、ボラワンと経験してるのだが、それぞれ純正シューでのブレーキ性能にはこれぐらいの差があると思う。

ボラワン >> R-SYS > 普通のアルミホイール

ただボラワンは絶対的な制動力自体はそれほど高くないと思うし(そもそもキャリパーブレーキの限界かBR-353の方が遥かに上)、にわか雨に降られたときはやばいぐらいブレーキが効くのが遅れたので、全天候型かというと否かもしれない。

このようにとても良いホイールなのだが、この度晴れてカンパフリーに戻ることになった。

そうなるとシマノ/スラムフリーのホイールがもう基本的にR-SYSしかないので、何か一つ買い足さないといけない状況になっている。見た目の関係からリムハイトは40mm~45mmは欲しいし、現世代のカーボンクリンチャーで、できればカンパと同じ工場で作ってるとよし。

コンポーネントに合わせてスラムファミリーのZippが無難だし、MAVICのチューブレスにも興味があるのだが、普通にボラが気に入って、それと似たようなホイールでシマノフリーのが欲しいならスピード40Cでいいんじゃね?と。

でもボラと異なりスピードっていまだAC3化されてないんだよねって。あとステッカーの色合いが最高にダサくて赤は論外、黒は読めなくて中華臭いという欠点が。